
たびとまり 取材の読みもの
【神奈川】道の駅清川を訪ねて清川茶の「ちゃばこ」と宮ヶ瀬前のひと休み
お茶と豚の村の、小さな道の駅。
宮ヶ瀬に向かう山あいの道で、白い壁に黒い木組みの建物が見えてきます。看板の文字は「清流の館」。ここが道の駅清川です。
2026年10月1日、たびとまり編集部が訪ねました。役場の前にあって、村の暮らしの真ん中にある道の駅。大きくはないけれど、清川茶のお菓子、豚丼の食堂、2階の静かな休憩所と、寄り道の楽しみがきちんと詰まっていました。
この記事の答え
道の駅清川は、清川村役場の前にある小さな道の駅です。宮ヶ瀬へ向かう県道沿いにあり、売り場は10時〜18時、休みは1月1日〜3日(2026年10月1日に公式で確認)。名物は村で育つ清川茶で、お茶の粉末が入った箱「ちゃばこ」は540円(税込)、清川茶ばあむは1個270円でした(訪ねた日の値段)。


第2駐車場から

第1駐車場
駐車場は 2つ。 宮ヶ瀬側の 第1、 入口に 近い 第2
駐車場は道をはさんで2つあります。宮ヶ瀬側にあるのが第1駐車場、厚木側が第2駐車場です。
第1駐車場のほうが広く、喫煙所もあります。階段を数段上がると道の駅です。第2駐車場は少し狭いぶん、建物の入口にはこちらのほうが近くでした。トイレと自動販売機は、建物の第1駐車場側にあります。トイレと駐車場は24時間使えると公式にあります。普通車は73台停められると、道の駅のリーフレットにありました。
ろとまる宮ヶ瀬から戻る帰り道なら、宮ヶ瀬側の第1にそのまま入るのが楽そうです。行きで入口の近くに停めたいなら第2を。
隣にはドラッグストアもあります。旅の途中で目薬や絆創膏が要るとき、まとめて寄れるのは助かります。

入口の 前は 苗の 棚。 ひとつ 70円から
建物の前には、植物の苗がずらりと並んでいます。キャベツの苗は70円、ほかに130円・150円の札も。みかんの木やコーヒーの木、ワイルドストロベリーまでありました(値段は訪ねた日のもの)。
家庭菜園をしている人なら、思わず足が止まる値段です。トランクに苗のポットを積んで帰る、そんな寄り道もできます。


丹沢滋黒軍鶏のもも肉
1階の 売り場は、 野菜は 早めに
中には清川村で採れた野菜や、地酒、梅酒、加工品が並びます。編集部が着いたのは夕方近くで、野菜の台はほとんど空でした。並ぶものは季節によっても変わるそうです。野菜がお目当てなら、午前中に寄るのがよさそうです。
お酒の棚には地酒の「盛升」や梅酒、道の駅清川オリジナルの「豚丼のたれ」(700円)も。2階の食堂の味を家で、という一本です。
冷凍の棚には、道の駅を運営する山路フードシステムの山路ファームが育てる地鶏「かながわ鶏 丹沢滋黒軍鶏(たんざわじぐろしゃも)」が並んでいました。道の駅のリーフレットにも載っている鶏で、もも肉やむね肉が冷凍で売られています(値段は重さによって変わります)。

1箱540円(税込)

ばあむは1個270円

清川茶の 「ちゃばこ」は、 タバコの 箱そっくり
清川村は、お茶の村でもあります。お店の方に聞くと、おすすめは清川茶と清川恵水ポークでした。
中でも目を引くのが「ちゃばこ」。見た目はタバコの箱なのに、中身は清川茶の粉末のスティックが8本。売り場の札には、ペットボトルの水に1本入れて振れば冷たいお茶に、お湯に溶かせば温かいお茶になると書いてありました。1箱540円(税込。訪ねた日の値段)。パッケージがかわいくて、編集部もつい1箱買ってしまいました。
家で試してみると、急須がなくてもすぐにお茶が入れられて便利でした。味もおいしかったです。

1箱540円(税込)

ほかにも清川茶を使ったものがいろいろ並びます。
| 清川茶のおみやげ | 訪ねた日の値段 |
|---|---|
| ちゃばこ (粉末スティック8本) | 540円(税込) |
| 清川茶ばあむ | 1個 270円 4個 1,000円 |
| 清川茶みるくジャム | 500円 |
清川茶みるくジャムは、相模女子大学と清川村役場と道の駅清川がいっしょに作ったものだと札にありました。パンやアイスに塗って食べるジャムです。新茶の棚には「やまなみ」「せせらぎ」など、村の景色の名前がついた銘柄が並んでいました。

ろとまるちゃばこは、渡すときに一度「タバコ?」と驚かれるのが楽しいおみやげ。車の中で飲むなら、水のペットボトルに1本、が手軽そうです。

手焼きの豚丼は並1,200円から


2階の 恵水キッチンで、 豚丼と ソフトクリーム
階段を上がると、片側が食堂「恵水キッチン」です。看板メニューは、村の豚「清川恵水ポーク」を使った豚丼。訪ねた日の看板では、肉を手焼きした豚丼がバラかロースの並で1,200円、両方のせたミックスの並で1,300円でした。
もうひとつ、恵水ポークの小間肉を醤油の味で煮込んだ「恵水丼(めぐみどん)」もあって、道の駅のリーフレットによるとスタッフが考えた新しいメニューです。こちらは並盛1,100円(どれもみそ汁・漬物付き。店内で食べるときの値段)。
この豚丼は、道の駅清川の名物です。現地でもらった清川村の観光の冊子にも、恵水kitchenの「名物となっている豚丼」と紹介されていました。村のホームページでも、恵水ポークの豚丼は「ここでしか味わえない料理」のひとつに挙がっています。編集部も訪ねた日に豚丼を食べました。おいしかったです。
恵水ポークは、村でただ一つの養豚場「山口養豚場」が、自分たちで配合したえさと清川の水で育てる豚だと公式にあります。看板によれば、その肉を一枚ずつ手で焼いてのせるそう。脂が甘いバラか、肉の旨みのロースか、迷ったら両方のミックスを。温玉やキムチ、チーズを100円でのせることもできます。
| 恵水キッチンの一品 | 訪ねた日の値段 |
|---|---|
| 恵水丼 (小間肉の煮込み) | 並盛 1,100円 大盛 1,300円 特盛 1,500円 |
| 手焼きの豚丼 (バラ・ロース) | 並 1,200円 |
| 手焼きの豚丼 (ミックス) | 並 1,300円 |
| 清川茶ばあむソフト | 500円 |
| 大学芋ソフト | 500円 |
甘いものなら、清川茶ばあむをのせたソフトクリームや、紅はるかならぬ「紅天使」というさつまいもを使った大学芋ソフトも。
食堂は売り場より早く閉まります。ラストオーダーは食事が15時、デザートが16時で、平日も休日も同じでした(訪ねた日の店内の掲示による。道の駅のリーフレットでも同じ時間です。公式サイトには土日祝16時と書かれていることがあります)。お昼をここで食べるなら早めの時間に。
ろとまる宮ヶ瀬で遊んだあとに豚丼を、と考えると間に合わないかもしれません。お昼は行きに、帰りはソフトクリーム、くらいがちょうどよさそうです。


窓の外は山

きよりゅんのグッズ

2階の 無料休憩所に、 道の駅スタンプ
食堂の反対側は、無料で使える休憩所です。木のテーブルが並び、窓の外には山が見えます。壁には、テレビ番組の収録で来た人たちのサイン色紙が飾られていました。
道の駅のスタンプもこの部屋にあります。1階ではなく2階なので、スタンプを集めている人は見落とさないように。

2階で押せます
押してみると、紅葉に囲まれたキャラクター「きよりゅん」の絵柄でした。休憩所のとなりには工芸品のコーナーもあって、木工品や布小物、きよりゅんのグッズが並んでいます。
ろとまる秋に押すと、紅葉の絵柄が季節とぴったり合います。
道の駅のスタンプを始めたい人は、手帳の選び方からまとめた記事もどうぞ。

駐車場の 下には、 川と 山
道の駅の駐車場から少し下って歩くと、川に出ます。石の間を水が白く流れていて、その向こうに丹沢の山。買い物のあと、ここで少し足を伸ばすだけでも気分が変わります。
道の駅清川は、丹沢大山国定公園に囲まれた場所にあると公式で紹介されています。宮ヶ瀬に遊びに行く日の、ひと休みにちょうどいい場所でした。
清川村の観光の冊子では、神奈川県で3番目にできた道の駅として紹介されていました。

村の約9割が山林
清川村って こんな村。 道の駅を 起点に 一日 遊べる
清川村は、神奈川県でたったひとつの村です。東丹沢の山すそにあって、村の面積の約9割が山林。小鮎川や早戸川の渓谷が流れています(清川村のホームページによる)。それでも都心から50km圏内なので、車なら日帰りで十分に来られます。
道の駅で清川茶を買ったら、そのまま村の中へ。清川村の観光の冊子では、こんな遊び方が紹介されていました。
| したいこと | 冊子で紹介されていた場所・遊び |
|---|---|
| 湖のほとりで遊ぶ | 宮ヶ瀬湖畔園地 (大つり橋・遊覧船・ じゃぶじゃぶ池) |
| 釣りをする | 管理釣り場 |
| 水の上に出る | 親水池のカヌー |
| 山を歩く・走る | 仏果山などのハイキング 土山峠のサイクリング |
| 外でごはん | 村内のキャンプ場・ バーベキュー場 |
季節の催しも冊子に並んでいて、春は宮ヶ瀬の桜まつり、夏は青龍祭、冬の入り口には宮ヶ瀬のクリスマスの催しがあります。日にちや料金は年ごとに変わるので、行く前に清川村や各施設の案内で確かめてください。
ろとまるお昼は道の駅で豚丼、午後は湖か川で遊んで、夕方は別所の湯。清川村は、道の駅を真ん中に置くと一日の形が決めやすい村です。

帰りは 別所の湯で ひと風呂
道の駅から車で4分ほど(たびとまりのデータで約1.8km)のところに、清川村の日帰り入浴施設「別所の湯」があります。露天風呂や檜風呂、サウナがあり、食事処「山ぼうし」も中にあります。
村外の人は90分500円、3時間700円。10時から21時まで(入館は20時まで)で、月曜休み(祝日なら翌日)、年末年始も休みです(2026年10月1日に清川村の公式で確認)。
ろとまる宮ヶ瀬で歩いて、別所の湯で温まって、帰り道に道の駅で清川茶ばあむ。道の駅の売り場は18時までなので、その順番なら間に合います。
泊まるなら、 受け入れている 場所へ
この日のうちに帰らず、車で泊まりたいなら、宮ヶ瀬の北側の愛川町にRVパーク中津川があります。RVパークは、車で泊まることを受け入れている場所です。料金や予約の方法は施設ページで確かめてください。
よく ある 質問
Q. 道の駅清川の営業時間と定休日は?
A. 売り場は10時〜18時、休みは1月1日〜3日です。トイレと駐車場は24時間使えます(2026年10月1日に公式で確認)。
Q. ちゃばこはどこで買える?
A. 道の駅清川の1階の売り場にありました。1箱540円(税込。2026年10月1日の値段)。
Q. 道の駅清川のスタンプはどこ?
A. 2階の無料休憩所にあります。
Q. 近くに温泉はある?
A. 車で4分ほどのところに清川村の日帰り入浴施設「別所の湯」があります。月曜は休みです。
まとめ
道の駅清川は、宮ヶ瀬へ向かう道の途中にある、村の真ん中の道の駅です。清川茶の「ちゃばこ」と清川茶ばあむ、2階の豚丼、スタンプのある休憩所。野菜を買うなら午前中、お昼は15時までに。帰りは別所の湯でひと風呂、がおすすめの回り方です。
料金・設備・営業期間などは変わることがあります。お出かけの前に、各施設の公式情報をご確認ください。記事のまちがいは情報の報告から知らせてください。
写真はすべて編集部が撮影(2026年10月1日)。一部は切り抜いて組み合わせています。
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