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この記事の答え

クマの出没情報は、行く先の都道府県の公式ページで確かめられます。環境省は、訪問前に都道府県のホームページなどで出没の有無を確認するよう、案内しています。食料・ゴミは放置せず、荷物はできるだけ密閉します。朝夕の山の中は避ける(長野県)。出会ってしまったら、近づかず、背を向けて走らず、ゆっくり後ずさりします(環境省)。2026年10月20日に、環境省と各道県の公式ページで確かめました。

この記事の見出し(8)
秋の朝、落ち葉の積もった山あいの林の道に、やわらかな光と薄い霧が差す(イメージ)

紅葉の山道、スキー場への道、キャンプ場やRVパーク。車で出かけると、山の近くで過ごす時間が長くなります。

そのとき気になるのが、クマです。環境省は、国立公園を訪れる人に向けた案内で、「クマは本来、人を避けて行動する動物ですが、クマのことを知らずに行動してしまうと、思いがけない遭遇や危険につながることがあります」と書いています。

この記事は、怖がるためではなく、出かける前に確かめておくためのものです。環境省と長野県などの公式ページに書かれていることだけを、整理しました。

環境省と各道県のページは、2026年10月20日に読みました。

環境省のページには、クマの活動時期が次のように書かれています。「活動時期は地域の気候条件によって異なりますが、概ね3月から11月頃にかけて活動し、12月から2月頃は冬眠します。ただし、暖冬や地域差により活動時期が前後することがあります。」

スキー場が開く11月下旬〜12月は、地域によっては、まだクマの活動の時期に重なることがあります。

環境省は、訪問前の情報収集として、2つを挙げています。

  • 「都道府県HP等から訪問予定先のクマ出没有無等を確認して下さい」
  • 「ビジターセンターへ立ち寄り、各地域でのルールやマナー、最新の出没情報等を確認する」

出没情報の見られる公式ページを、地域ごとにまとめました。環境省のページに並んでいるリンクです。

近畿・中国・四国の道府県のページも、環境省の同じページにあります。

2026年10月20日に読んだ時点で、次のように書かれていました。出没の状況は日々変わるので、出かける日に、公式のページで見てください(この記事の公開の日にも、読み直します)。

  • 北海道庁(現在の発出状況): 「ヒグマ警報 発出なし」「ヒグマ注意報 発出なし」。別の項目として、「秋のヒグマ注意特別期間 期間:令和8年9月1日~10月31日」
  • 長野県(2026年10月16日更新): 「現在警報・注意報は発出されていません。(2026年7月10日にすべて解除)」
ろとまる

行く先の県のページを、出る前の晩に1回見ておく。それだけで、行く場所を選ぶ目安になります。

環境省は、キャンプ場での食料・ゴミについて、次のように書いています。

  • 「食料、荷物、ゴミを放置しない。(テントの前にも置かないようにする。)」
  • 「荷物はできるだけ密閉する。(フードコンテナやフードロッカーがあるキャンプ場ではその中に保管する。)」

キャンプ場の案内ですが、車で出かける人にも当てはまる考え方です。環境省の手引書(2026年8月版)は、クマを引き寄せてしまう物の例として、食料・飲料に「山小屋やテント内、デポした荷物の中、車内などで保管された食料、飲料水など人が山に持ち込んだあらゆる食べ物」を、ゴミに「残飯、弁当ガラ、食品の包装紙、飲み終えた缶やペットボトル」を挙げています。

また、手引書には、「クマは食べ物だけでなく、油脂や燃料、塗料等の化学物質が放つ特有の匂いにも強く誘引される」ともあります。

長野県の「秋のクマに注意」(PDF)は、「クマは嗅覚が鋭いため、キャンプや登山等では、食料・生ゴミは必ず持ち帰りましょう。人の食べ物の味を覚えたクマは出没を繰り返すようになり、人身被害につながる恐れがあります。」と書いています。

車旅の人にとっての、確かめることを整理します。

  • 食べ物・飲み物・ゴミを、車の外に出しっぱなしにしない。出すときは、決まった場所に
  • 車から離れる前に、食べ物とゴミを、密閉できる容器や袋にまとめる
  • RVパーク・キャンプ場・道の駅の、ゴミの出し方と、食べ物の保管の決まりは、各施設の公式の案内に従う
  • ゴミは、持ち帰る(長野県)

長野県の「秋のクマに注意」(PDF)には、「朝夕の行動は避ける」「朝夕はクマが活発に活動します。この時間帯に山中に入ることは避けましょう。」とあります。「鈴、ラジオ、笛の携帯を」とも書かれています。

環境省のページは、「出会わない」ためにできることとして、次を挙げています。

  • 単独行動は避ける
  • 人の存在をクマに知らせる(例:鈴、ラジオ、手を叩く、声を出すなどして音を出す 等)
  • 見通しの悪い場所・沢沿い・強風・雨天時は特に注意
  • 下山まで「出会わない対策」を忘れない
  • クマ撃退スプレーを購入やレンタル等して入手可能な場所を事前に確かめる(クマスプレーは航空機への持ち込みや預け入れができません)

環境省は、クマ撃退スプレーの性能の推奨要件(2026年8月)も公表しています。

環境省が推奨する動きです。「クマを驚かせたり興奮させると攻撃される可能性がありとても危険です!」と、書かれています。

「クマに出会ったとき」に推奨する行動:

  • 絶対に近づかない(近づいて写真を撮らない)
  • 落ち着いてゆっくり後ずさり(クマを見ながら)
  • 無理に通行せず、クマが去るまで待つ
  • 大声を出さない
  • 背を向けて走らない(本能的に追いかけられるため)
  • 荷物・石などを投げない

長野県の「秋のクマに注意」(PDF)も、同じように「近づかない」「大声を出さない」「ゆっくり後ずさり」「走って逃げない(走ると追われる危険あり)」と書いています。

「クマに襲われたとき」に推奨する行動は、次の2つです。

  • うつ伏せになり、首・顔・腹部を守る
  • クマ撃退スプレーを持っている場合は、使用する(事前に使用方法をよく確認しておくこと)

道の駅の駐車場は、休憩のための場所です。車で夜を過ごすことを勧められる場所ではありません。車で泊まるなら、受け入れているRVパークを選びましょう。

Q. クマの出没情報は、どこで見られますか?

A. 行く先の都道府県の公式ページです。環境省は、訪問前に都道府県のホームページなどで、出没の有無を確認するよう案内しています。上の表に、環境省のページに並ぶリンクをまとめました。

Q. スキー場の季節も、クマに気をつけますか?

A. 環境省は、クマの活動時期を概ね3月から11月頃、冬眠を12月から2月頃としています。暖冬や地域差で前後するので、11月下旬〜12月の行き先は、公式のページで確かめてください。

Q. 車に食べ物を置いておいてもいいですか?

A. 環境省の手引書は、クマを引き寄せる物の例に、「車内などで保管された食料、飲料水」を挙げています。車から離れるときは、食べ物とゴミを密閉して、置きっぱなしにしないようにします。施設の決まりがあれば、それに従います。

Q. 出会ってしまったら、どうしますか?

A. 環境省は、近づかず、ゆっくり後ずさりし、背を向けて走らない、大声を出さない、としています。

Q. クマ撃退スプレーは必要ですか?

A. 環境省は、クマ撃退スプレーを入手できる場所を、事前に確かめておくよう案内しています。使い方は、事前によく確認します。

行く先の出没情報を、出る前に、都道府県の公式ページで見る。食べ物とゴミを置きっぱなしにしない。朝夕の山の中は避ける。出会ってしまったら、近づかず、背を向けずにゆっくり後ずさり。泊まるなら、受け入れているRVパークで。

料金・設備・営業期間などは変わることがあります。お出かけの前に、各施設の公式情報をご確認ください。記事のまちがいは情報の報告から知らせてください。

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