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この記事の見出し(6)
秋の朝、小型のキャンピングカーの車内。厚みのあるマットと緑の寝袋が整えてあり、窓の外は色づいた山(イメージ)

横になったのに背中が痛い。足先が冷えて、何度も目が覚める。車で眠れない夜の原因のひとつは、寝床の段差と、床からの冷えです。JAFメイトも、車中泊で眠れない原因のひとつに、車内の就寝スペースの段差や床の硬さを挙げています。

だから寝具は、下に敷くマットを先に決めて、その上の寝袋を選ぶ順番が近道です。マットはR値と厚さ、寝袋は快適温度と使用可能温度。この記事は、その数字が楽天市場の商品ページに書いてあるものから、マット3点・寝袋2点を並べました。

使う場所は、RVパークやオートキャンプ場のように、車で泊まることを受け入れている場所です。道の駅の駐車場で泊まる使い方は、この記事では扱いません。

  1. 数字が商品ページに書いてある。マットはR値と厚さ、寝袋は快適温度と使用可能温度の両方
  2. しまったときの大きさと重さが書いてある。荷室に積めるかを、買う前に測れる
  3. 電気が要るかどうかが読み取れる。要るなら、何で動かすか
  4. R値は、試験の規格が書いてあるものを優先する。5点のうち、規格が読めたのはデイトナの1点だけ。ほかのR値は目安として見る
  5. 車内で火を使う道具は選ばない

口コミの数や人気順では選んでいません。

ろとまる

寝床を選ぶとき、最初に見るのは値段より、数字がちゃんと書いてあるかどうか。書いていないものは、比べようがないんです。

マットを買う前に、寝る場所の段差を見てください。JAFメイトの寝床づくりの記事は、段差や樹脂パーツの硬さは、キャンプ用のマットやクッションで先に埋めて、そのあとでエアマットを敷く順番を紹介しています。

寝床が傾いて、頭が足より低くなる夜は、同じ記事にあるとおり、止める場所を変えて、寝床が水平になる止め方を探します。夜中に寒くて目が覚めたときの動き方は、こちらにまとめました。

マットで見る数字は2つです。R値は、デイトナの商品ページでは「熱の伝わりにくさ」を表す数値で、値が大きいほど断熱力が高くなる、と説明されています。もうひとつは厚さです。

デイトナの「トリフレクエイト TRI-FLEC8」は、R値8.5、厚さ10cm。商品ページには、R値は国際規格ASTM F3340-22に準拠した第三者試験機関の試験の結果と書いてあります。広げると幅64cm×長さ193cm。しまうと直径約11cm×長さ33cmで、重さは約1.0kgです。荷物の多い車でも場所を取りません。ポンプは付いていません。商品ページには、空気を入れるには別売りのドライバッグや市販のポンプを使うように、とあります。

FIELDOORの「極厚10cm インフレーターマット」は、R値8(商品ページの表記)、厚さ10cm。長さ200cmで、幅は60・75・100・132cmから選べます。いちばん幅の狭いシングル(75cm)で、しまうと直径28cm×幅65cm、重さ2.8kg。連結もできます。

電動ポンプはUSB充電式でType-Cのケーブルつき、充電に約3時間。ポンプは4分以上つづけて使わない、と商品ページにあります。出かける前に家で充電しておけば、現地で電源を探さずにすみます。

サーマレストの「ネオエアー Xライト NXT」のレギュラーワイドは、R値4.5、厚さ7.6cm。64cm×183cmで、しまうと28cm×直径12cm。重さは、商品ページの表示で442gです。ポンプサック・スタッフサック・リペアキットが付いています。R値は上の2点より低く、厚みも薄いので、段差を先に埋めてから、寝袋と合わせて秋の夜に使う道具として考えるのが合います。

並べる順番は、保温の強い順(R値の大きい順)です。

こんな人にマット数字と商品ページ
寒さに強く、小さくしまうデイトナ
TRI-FLEC8
R値8.5・厚さ10cm
約1.0kg・直径11×33cm
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広く寝て、連結もするFIELDOOR
極厚10cm
R値8・厚さ10cm
2.8kg・直径28×65cm
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軽さ優先で、秋にサーマレスト
ネオエアー Xライト NXT
R値4.5・厚さ7.6cm
442g・28×直径12cm
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マットは、車の床の形に合うかどうかが勝負。買う前に、寝る場所の幅と長さをメジャーで測っておくと安心です。

寝袋の商品ページには「快適温度」と「使用可能温度」が並んでいることがあります。モンベルの説明では、快適温度は、代謝が低く寒さに弱い人が、リラックスした姿勢で寒さを感じずに眠れるとされる温度。使用可能温度は、代謝が高く寒さに強い人が、寝袋の中で丸まった姿勢で寒さを感じずに眠れるとされる温度です。表示は個人の体感とは違うことがあり、使用温度の目安は下着を着た状態を想定して測ったもの、ともあります。

寒がりな人は、快適温度のほうを自分の目安にすると、夜の冷え込みに合わせやすくなります。

もうひとつ。寒いからといって、スキーウェアなどありったけの衣類を着込んでも、寝袋の保温性は上がりません。JAFメイトは、厚着をすると体温が中綿まで届きにくくなると書いています。足先が冷えるときは、寝る前に乾いた靴下に履き替えると効果的、とも。

モンベルの「シームレス バロウバッグ #1」は、快適温度-5℃、使用可能温度-12℃。適応身長183cmまで、しまうとΦ21×42cm(12.8L)、重さ1,690g。「#3」は、快適温度5℃、使用可能温度0℃で、しまうとΦ17×34cm(6.8L)、本体933g。どちらも中綿はエクセロフトで、適応身長は183cmまでです。数字はモンベルの公式サイトで確かめました。

#3のほうが軽くて小さく、10月のように夜が冷えはじめる時期の旅に向いています。真冬まで1枚で使いたいなら、#1。荷室に余裕があるかで選べます。

並べる順番は、暖かい順(快適温度の低い順)です。

こんな人に寝袋数字と商品ページ
冬の入り口までモンベル
バロウバッグ #1
快適-5℃・使用可能-12℃
1,690g・直径21×42cm
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秋の夜と荷物の軽さモンベル
バロウバッグ #3
快適5℃・使用可能0℃
本体933g・直径17×34cm
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寝袋の数字は、ぎりぎりまで頼らないのがコツ。夜の最低気温より、少し余裕のあるほうを選んでおくと、眠れない夜が減ります。

5点のうち、商品に電動ポンプが付いているのはFIELDOORの1点だけです。充電式なので、出かける前に家で充電しておけば足ります。デイトナはポンプが付いていないので、空気入れは自分で用意します。電気を使わないものを選べば電気は要りません。電動のポンプを選ぶなら、その充電が要ります。寝袋2点とネオエアー(ポンプサック付き)は、電気を使いません。RVパークの電源は、あれば電気毛布などに使える、というおまけとして考えてください。電源が使えるかどうかは、施設ごとに違います。

Q. 道の駅の駐車場で、このマットや寝袋を使って泊まってもいいですか?A. 道の駅は休憩の場所で、宿泊のための場所ではありません。車で泊まるなら、車中泊を受け入れているRVパークやキャンプ場を選んでください。

Q. マットと寝袋、先に買うならどちらですか?A. 車の床には段差があるので、迷ったらマットです。寝袋では、床の段差は埋まりません。

Q. 寝袋の表示どおりの気温なのに寒いのは、不良品ですか?A. 不良品とは限りません。表示は個人の体感とは違うことがあります。寒かった夜の動き方は、こちらにまとめました。

車で眠れる寝床は、段差を埋めて、R値で選んだマットを敷き、快適温度で選んだ寝袋で包む順番で作ります。使う場所は、車で泊まることを受け入れているRVパークやキャンプ場です。

(商品の仕様は2026年10月21日に楽天市場の商品ページで見たものです。モンベルの数字は同日、モンベルの公式サイトでも確かめました。値段・在庫は変わるため書いていません)

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