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道の駅・RVパーク・日帰り温泉を、ひとつの地図で。

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雨上がりの山あいの道で、左の路肩に車が1台止まり、雲の切れ間から光が差している(イメージ)

旅の途中で、スマホが鳴る。地震の速報、台風の進路、大雨の警報。知らない土地で、この先の道は通れるのか、今夜の宿やRVパーク、寄るつもりだった温泉は開いているのか。不安になりますよね。

確かめる順番は、身を守る、道路を見る、施設の営業を見る、の3つです。どれも、国や道路会社、施設や自治体が公式に出している情報で確かめられます。まとめサイトやSNSの噂より先に、公式を見る。この記事では、どこを見れば何が分かるかを並べました。

警察庁は、運転中に大きな地震が起きたときの動き方を示しています。急ハンドルや急ブレーキを避けて、できるだけ安全に道路の左側に止める。止まったら、カーラジオなどで地震や交通の情報を聞いて、周りの様子に合わせて動く。

車を置いて避難するときは、できれば道路の外へ動かします。道路に置くなら、エンジンを止めて、キーは付けたままか車内の分かりやすい所に置き、窓を閉めてドアはロックしない。緊急の車の通り道になったとき、車を動かせるようにするためです。

海の近くにいたら、気象庁の呼びかけを思い出してください。津波警報・注意報を見聞きしたとき、海辺で強い揺れを感じたとき、長くゆっくりした揺れを感じたときは、海辺から離れて高い安全な場所へ。津波はくり返し来るので、警報・注意報が解けるまで戻らない、とも書かれています。

警察庁は、地震のあとの避難には、津波から逃げるためにやむを得ない場合を除いて車を使わないよう求めています。車旅の人ほど、車で動きたくなるので気をつけたいところです。

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旅先では、どこが高い所なのかも分からないことが多いもの。海沿いの道の駅や温泉に寄るときは、着いたら一度、まわりの高台の方角を見ておくと落ち着いていられそうです。

台風は、地震と違って前もって分かります。気象庁は、台風の5日先(120時間先)までの進路の予報を出しています。予報円は、台風の中心がその時刻に入る確率が70%の範囲で、台風の大きさではありません。

大雨や暴風などの警報級の現象が5日先までに予想されるときは、早期注意情報(警報級の可能性)として「高」「中」の2段階で出ます。週末の旅なら、水曜や木曜の時点で、行き先に「高」や「中」が出ていないかを見ておけます。

雨が強くなってきたら、気象庁のキキクル(危険度分布)で、土砂災害・浸水・洪水の危険が高まっている場所を地図で見られます。紫は危険、黒は災害切迫を表します。

避難の呼びかけは、その土地の市町村が出します。内閣府のガイドラインでは、警戒レベル3が高齢者等避難、4が避難指示、5が緊急安全確保で、警戒レベル4までに必ず避難するよう呼びかけています。旅先でも、その土地の呼びかけに従ってください。

通行止めや規制を見るページは、道路を管理しているところごとに分かれています。まとめて見られるJARTICと、詳しく見られる各社・国のページを使い分けます。

見たい道路見るところ開く
まとめて(高速・一般道)JARTIC(日本道路交通情報センター)JARTICの地図
国道など国土交通省 道路情報提供システム通行規制を見る
東日本の高速道路NEXCO東日本(ドラぷら)交通情報を見る
中日本の高速道路NEXCO中日本(アイハイウェイ)交通情報を見る
西日本の高速道路NEXCO西日本交通情報を見る

JARTICは、高速道路・都市高速・一般道路の情報を、24時間、5分ごとに更新して出しています。どこが止まっているかをまず広く見るならここです。

国土交通省の道路情報提供システムでは、通行止め・車線規制・チェーン規制などの通行規制と、道路の画像、雨量・積雪・風速などの道路の気象を見られます。ページには5〜10分おきに更新していると書かれていますが、開いたままでは自動で新しくならないので、見るたびに読み込み直してください。

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通行止めの地図を見ると、行きたい道だけでなく、帰りの道も止まっていないかが気になります。行きの道が通れても、帰りが通れないと動けなくなるので、帰り道もいっしょに見ておくのがよさそうです。

寄る予定の道の駅、温泉、RVパーク、宿が開いているかは、次の順で確かめます。

  1. 施設の公式サイトの「お知らせ」や、施設の公式SNSのアカウント
  2. 施設のある市町村や観光協会の公式サイト(臨時休館・休業をまとめて出していることがある)
  3. 市町村の防災・災害のページ(道路や避難所の情報と合わせて)

どれを見るときも、お知らせの日付を見てください。何日も前の「通常営業しています」は、今日のことを言っていないかもしれません。反対に、災害のあとの「休業します」が、いつまでなのかも日付で分かります。

たびとまりでは、大きな災害のあと、施設や自治体の公式の案内で営業を確かめた施設には、施設ページの「お知らせ」に確かめた日付を添えて出しています。たとえば2026年7月28日の熊本地震のあとは、熊本県の施設に、営業状況が変わっている場合がある、という注意を出しました。

ただ、たびとまりが確かめられるのは、公式に出ている情報だけです。確かめた日から状況が変わることもあるので、出かける直前は、施設の公式のお知らせを見てから向かってください。

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災害のすぐあとは、施設の人たちも片付けや安全の確認で手がいっぱいのことが多いはず。まずは公式のお知らせを探して、そこで分からないことだけを聞く、くらいの気持ちでいたいと思います。

道路が止まって先へ進めない。宿にもたどり着けない。そんな夜が来ることもあります。

道の駅は、24時間使える休憩施設です。国土交通省は、運転の疲れを取るための仮眠はかまわないとする一方で、宿泊を目的にした利用は基本的に遠慮してほしいとしています。夜を越す予定を立てるなら、車中泊を受け入れているRVパークか宿を探してください。RVパークも災害の影響で閉まっていることがあるので、公式で営業を確かめてから向かいます。

道の駅の中には、国土交通省が「防災道の駅」に選んでいる所があります。国交省の資料では、全国1,234駅のうち79駅(2026年9月4日時点の資料)。大きな災害のときに、自衛隊・警察・TEC-FORCE(国の災害対策の派遣隊)の救援活動や、緊急物資の拠点になる所です。災害のときほど、救援の車のための場所になることを覚えておいてください。

避難が必要になったら、その土地の市町村が案内する避難所・避難場所へ。国土交通省と国土地理院のハザードマップポータルサイトでは、洪水・土砂災害・津波などの危険な場所と、指定避難所を地図で確かめられます。

やむを得ず車の中で長く過ごすときは、エコノミークラス症候群に気をつけます。厚生労働省は、ときどき軽い体操やストレッチをする、こまめに水分をとる、お酒を控えてできればたばこもやめる、ゆったりした服でベルトをきつく締めない、かかとの上げ下ろしやふくらはぎを軽くもむ、眠るときは足を上げる、の6つを挙げています。

気象庁の台風の5日先までの進路予報と、早期注意情報(警報級の可能性)を見て、行き先と帰り道に「高」「中」が出ていないかを確かめます。行き先の施設の公式のお知らせで、臨時休業が出ていないかもあわせて見ておきます。

高速道路はNEXCO東日本・中日本・西日本の各社の交通情報で、一般道路もまとめて見るならJARTICの地図で分かります。国道などの通行規制は、国土交通省の道路情報提供システムで見られます。

国土交通省は、道の駅での仮眠はかまわないが、宿泊を目的にした利用は基本的に遠慮してほしいとしています。避難が必要なときは、その土地の市町村が案内する避難所・避難場所に従ってください。

たびとまりの営業時間は、公式で確かめた日のものです。大きな災害のあとは、確かめられた施設から施設ページの「お知らせ」に出していますが、すべての施設をすぐに確かめられるわけではありません。出かける前に施設の公式のお知らせを見てください。

旅の前に、気象庁の早期注意情報と台風の予報、帰り道を含めた道路の情報を見ておくだけで、慌てることがずっと減ります。旅先で何か起きたら、身を守る、道路を見る、施設の公式を見る、の順で。

(警察庁・気象庁・内閣府・国土交通省・国土地理院・厚生労働省・JARTIC・NEXCO各社の公式ページで、2026年9月29日に確かめました)

料金・設備・営業期間などは変わることがあります。お出かけの前に、各施設の公式情報をご確認ください。記事のまちがいは情報の報告から知らせてください。

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