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この記事の答え

入湯税は、温泉に入った人が、その温泉のある市町村に払う税金です。標準は1人1日150円です(総務省)。実際の額は市町村ごとに違い、淡路市と南あわじ市はどちらも150円です(淡路市の公式ページと南あわじ市税条例。2026年10月4日に確認)。洲本市は公式で確かめられませんでした。たびとまりが公式で確かめた温泉1,510か所のうち、料金に入湯税の記載がある79か所(日帰りで入れない2か所を除く)を数えると、一般の入浴料に含む所が62か所、別に払う所が13か所、深夜だけ別が1か所、回数券・会員の欄や合計の表示で一般の入浴料の話と言えず確認が要る所が3か所でした(2026年10月4日集計)。額まで書いてあった31か所は、150円が15か所、50円が10か所、100円が3か所、30円・70円・75円が1か所ずつです。表示の料金のほかに払うのか、含まれているのかは、公式の料金表の「込」「別途」の文字で見分けます。

この記事の見出し(7)
秋の夕方、日帰り温泉の入口にある券売機と無地の暖簾。格子戸の奥から、やわらかな灯りがもれている(イメージ)

日帰り温泉の券売機で入浴料を選ぶとき、料金表の端に「入湯税」と小さく書いてあるのを見たことはありませんか。淡路島で探している人も、そこが気になっているのだと思います。

答えを先に書くと、淡路市と南あわじ市の入湯税は、どちらも1人1日150円です。ただ、その150円が入浴料に含まれているか、別に払うのかは、施設によって違います。順に見ていきます。

入湯税は、鉱泉浴場(温泉の浴場)のある市町村が決める税金です。総務省の説明では、使い道は環境衛生施設や消防施設の整備、観光の振興などで、税率は1人1日150円が標準とされています。徴収するのは旅館などの施設で、入湯客から集めて市町村に納めます(2026年10月4日に総務省の地方税制度のページで確認)。

つまり、150円は「標準」で、実際の額は市町村ごとに違います。たびとまりのデータでも、額まで書いてある施設では30円から150円まで、ばらつきがありました(市町村の条例や公式ページに書かれた額は、あとの項で施設ごとの出典を示します)。次の表で見られます。

淡路島の2つの市の入湯税は、公式で次のように確かめました(2026年10月4日)。

淡路市の公式ページには、入湯客1人につき1日150円とあります。同じ日に同じ温泉施設を使っても150円以上は徴収されず、同じ日に別の温泉施設を使うと、その施設でも150円がかかります。宿泊は1泊2日で1日として扱われます。12歳未満と、銭湯のような入浴料が決められている浴場に入る人などは、課されません。

南あわじ市は、市税条例の第143条に、入湯客1人1日について150円とあります。12歳未満の人などは課されない、という決まりも、条例に書かれています。

洲本市は、公式ページと条例を探しましたが、入湯税の額を確かめられませんでした。この記事では書きません。

ろとまる

淡路島で2か所の温泉に入る日は、淡路市なら150円が2回かかる計算です。1日で湯めぐりをするなら、入浴料に入湯税が含まれているかどうかも、料金表で見ておくと、ひとり分の予算を組みやすくなります。

淡路島の日帰り温泉で、入湯税の書き方が分かれた2か所を、公式の料金ページで読みました(2026年10月4日)。

アクアイグニス淡路島(淡路市)は、内湯の料金(平日850円・土日祝1,000円)と、内湯とインフィニティ温泉の料金(平日2,500円・土日祝3,000円)に、「入湯税150円を含む」と書かれています。

この注記は大人の料金の横にあり、3歳から小学生までの料金(450円・500円など)の横にはありません。公式は、子どもの料金の入湯税について何も書いていません。淡路市は12歳未満が課されないので、子どもの料金は、その分が入っていないのだと読めますが、これは公式の説明ではなく、公式の免除の決まりからの読みです。

美湯 松帆の郷(淡路市)は、料金のページに大人800円・小人450円(4歳〜小学生)と書かれていますが、入湯税の記載は見つかりませんでした。含まれているのか、別に払うのかは、公式の料金のページからは分かりません。

ここからは、淡路島に限らず全国のデータです。たびとまりが公式で確かめた温泉は1,510か所あります。そのうち、料金に入湯税の記載がある所は81か所でした(2026年10月4日集計。閉館・掲載しない施設は除く)。

このうち、貸切風呂だけ、夕食付きのプランだけの記載で、日帰りで普通に入る人の話ではない2か所を除いた79か所を、次のように分けました。残りの施設は、たびとまりのデータに入湯税の記載がありません。公式には書いてあるかもしれず、ないとは限りません。

書き方か所数払う額
一般の入浴料に含む(込)62表示の料金だけ
一般の入浴料に別に払う(別途)13表示の料金+入湯税
深夜だけ別124時以降だけ加わる
一般の入浴料の話と言えず、確認が要る3公式の料金表で確かめてください

最後の3か所は、回数券の欄の注記(新潟県の神湯温泉倶楽部)、会員の欄の注記(長野県の八峰の湯)、利用料と入湯税を足した合計の表示(新潟県のゆり花会館)で、一般の入浴料に別払いなのか含むのかを、この記事では決めていません。

額まで書いてあったのは、この79か所のうち31か所で、150円が15か所、50円が10か所、100円が3か所、30円・70円・75円が1か所ずつでした。150円がいちばん多いものの、半分ほどです。

タイプの違う6か所を、入湯税の安い順に並べます。どれも2026年10月4日に、公式の料金ページで読み直しました。

入湯税施設(県)詳しく
30円
別に払う
ONSEN&SAUNA YUKULU
(長崎県)
施設ページ
50円
大人の料金に含む
稚内温泉・童夢
(北海道)
施設ページ
75円
別に払う
おふろcafé yusa
(山形県)
施設ページ
150円
料金に含む
アクアイグニス淡路島
(兵庫県)
施設ページ
150円
別に払う(中学生以上)
山口温泉 きらら289
(福島県)
施設ページ
150円
別に払う(12歳未満は非課税)
東京豊洲 万葉倶楽部
(東京都)
施設ページ

同じ150円でも、料金に含む所と別に払う所があり、30円や75円のように、市の条例で決まった額を別に集める所もあります。長崎のYUKULUは「長崎市の条例により入湯税30円」、山形のおふろcafé yusaは「山形市の条例により入湯税75円」と、公式の料金ページに書かれていました。

ろとまる

50円のところと150円のところでは、4人家族で入ると入湯税だけで差が出ます。ただ、子どもは課されない市もあるので、大人の人数で考えるのが近道です。表の「別に払う」の行は、受付で慌てないように、表示の料金に足して予算を組んでおくと安心です。

入湯税の払い方は、公式の料金表の書き方で、ほとんど分かります。

料金表の書き方払う額
「入湯税込」「入湯税を含む」表示の料金だけ
「別途入湯税150円」表示の料金に150円を足す
入湯税の記載なし公式からは分からない

回数券や会員料金の欄に、別の書き方がある所もあります。新潟県の神湯温泉倶楽部は、公式の料金ページの回数券(10枚綴り)の欄に、「別途入湯税100円をお支払いください」と書かれています。回数券を買うときは、その欄まで読むと、あとで困りません。

淡路市と南あわじ市の公式で分かることを、3つにまとめます。

  • 12歳未満は、入湯税が課されません
  • 淡路市では、同じ日に同じ施設なら150円まで、別の施設は施設ごとに150円です
  • 淡路市の宿泊は、1泊2日で1日として数えます

たとえば、淡路市の温泉に、大人2人と11歳の子1人で入ると、入湯税は大人2人分の300円です(公式の免除の決まりから計算。施設の料金に含まれる場合は、入浴料の中に入っています)。免除は「12歳未満」なので、小学6年生でも12歳になっていれば課されます。他の市町村は決まりが違うことがあるので、旅先の料金表で確かめてください。

Q. 入湯税はいくらですか?

A. 標準は1人1日150円です(総務省)。実際の額は市町村ごとに違い、淡路市と南あわじ市は150円です(淡路市の公式ページと南あわじ市税条例。2026年10月4日に確認)。たびとまりのデータでは、額が書いてある31か所は30円から150円でした。

Q. 淡路島の日帰り温泉の入湯税は、入浴料に含まれていますか?

A. 施設によります。アクアイグニス淡路島は、公式の料金ページに「入湯税150円を含む」とあります。美湯 松帆の郷は、公式の料金のページに入湯税の記載が見つかりませんでした(2026年10月4日)。

Q. 子どもも入湯税がかかりますか?

A. 淡路市と南あわじ市は、12歳未満は課されません(公式)。ほかの市町村は決まりが違うことがあります。

Q. 銭湯にも入湯税はかかりますか?

A. 淡路市は、銭湯のように入浴料が決められている浴場は課されないと、公式ページに書いています。南あわじ市の条例にも、一般公衆浴場の免除があります。

Q. 洲本市の入湯税はいくらですか?

A. 公式ページと条例を探しましたが、確かめられませんでした。分かり次第、更新します。

淡路市と南あわじ市の入湯税は、どちらも1人1日150円です。含まれているか別払いかは、施設ごとに違い、たびとまりのデータでは、記載のある79か所のうち62か所が一般の入浴料に含む、13か所が別払いでした。公式の料金表で「込」「別途」を探して、書いていなければ入浴前に券売機や受付で確かめてください。

料金・設備・営業期間などは変わることがあります。お出かけの前に、各施設の公式情報をご確認ください。記事のまちがいは情報の報告から知らせてください。

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